カード番号の意味
クレジットカード番号は、クレジットカードに必ず入っていますね。このクレジットカード番号は、クレジットカード会社が、会員の持つクレジットカードを識別する目的で割り当てている固有の番号です。
このクレジットカード番号は、「ISO 7812」で規定されている磁気ストライプ型IDカード番号の一種。
ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称で、世界共通の規格・基準を制定している民間組織のこと。つまり、VISA、MASTER、JCBなどの16桁(AMEXは15桁)の番号は、ISO 7812でキャッシュカードやクレジットカードに割り振られている国際的な標準規格であるということです。
クレジットカード番号の1桁目はISOで決められており、VISAは4、MASTERは5、JCBやAMEX、日本でのDinersは3と決められています。
また、次の5桁は発行会社識別番号で、カードの発行事業者を特定、次の9桁がクレジットカード発行会社内で利用する識別番号、そして最後の1桁がチェックデジットとなっています。
クレジットカード番号の意味その2
クレジットカード番号は、クレジット会社が会員のカードを識別するために割り当てた数字です。
この16桁(AMEXは15桁)のクレジットカード番号が、ISO 7812で割り当てられている番号であることは先に述べましたが、ISOで決められている1桁目には、次のような意味があります。
0 ISO/TC 68 and other industry assignments(その他)
1 Airlines(航空会社)
2 Airlines and other industry assignments(航空会社)
3 Travel and entertainment(旅行/エンターテイメント)
4 Banking and financial(銀行/金融)
5 Banking and financial(銀行/金融)
6 Merchandizing and banking(流通/金融)
7 Petroleum(石油)
8 Telecommunications and other industry assignments(通信)
9 National assignment(その他)
クレジットカード番号の1桁目、国際ブランドに関して言うと、VISA、MASTERはそれぞれ「4」「5」なので(銀行/金融)、JCBやAMEX、日本でのDinersは「3」なので(旅行/エンターテイメント)のジャンルに分類されているということになります。
クレジットカード番号、何気なく見ていた数字ですが、そこにはきちんと意味があって割り当てられていた番号なんですね。