クレジットカードの種類
クレジットカードは今日たくさん発行されており、その種類もさまざま。分類の仕方も、自社カードであるか提携カードか、単一目的か多目的型か、サービスの内容別などいろいろですが、まず大きく種類を分けると「プロパーカード」と「提携カード」があります。
クレジットカードの種類のうち、プロパーカードとは、カード発行会社が発行する自社ブランドのオリジナルカードのこと。一方提携カードとは、様々な企業・団体と提携して発行するカードを言い、現在のクレジットカードの主流を占めています。
一方、クレジットカードの種類を、利用するシステムによって分類した場合、代表的なカードとしては「VISA」「MasterCard」「JCB」「Diners Club(ダイナースクラブ)」「AMEX(アメリカン・エキスプレス)」といったカードが挙げられます。
これらのカードは5大国際ブランドとされ、それぞれ特定の企業が提供しているサービスです。多くのクレジット会社はこれらの企業と提携することで、そのシステムを利用し利便性を高めています。
カードのグレード別種類
クレジットカードには多くの種類があり、分類の仕方もさまざまです。ここではクレジットカードの種類をグレード別に見てみましょう。
クレジットカードには、「一般カード(クラシックカード)」「ゴールドカード」「プラチナカード」「ブラックカード」があります。これらのカードは順番にそのステータス性が高くなり、サービスのランクも上がっていきます。
一般カード(クラシックカード)とは、もっともスタンダードなカードのこと。ほとんどのカードは年会費が無料かまたは初年度会費無料。いろいろなクレジット発行会社や業者が提携し合い、また実に多くの種類のカードがあり、サービスもさまざまです。
ゴールドカードとは、クラシックカードよりも高いサービスの付いた、ステータス性の高いカード。年会費は高いものの、高額な付帯保険や利用限度額、ホテルや娯楽施設の案内・予約代行サービスといった魅力的なサービスがあります。
プラチナカードとは、ゴールドカードよりもさらに高所得者向のクレジットカード。入会にはクレジット会社からのインビテーション(招待)が必要です。サービスには空港ラウンジ無料使用、世界中の一流店の優待割引、航空券半額などゴールドカードの上をいくサービスがついています。
ブラックカードは、最高のステータスのカード。こちらもカード会社側からのインビテーションがなければ入会できません。サービスの中には、専用ジェット機のチャーター、ホテルでのVIP待遇サービス、秘書のように使える24時間年中無休の専用デスクサービスといった夢のようなサービスもあるようです。
ほかにも、クレジットカードは分類の仕方により、その種類はさまざまです。同じ会社が発行するクレジットカードであっても、カードの種類ごとに、機能、サービス、特典の相違があります。いずれにしろ、たくさんの種類があるクレジットカードをどのように使うかは本人しだい。上手に活用したいですね。