自動車メーカー系カード
自動車メーカー系クレジットカードとは、自動車メーカーの子会社が発行しているクレジットカードのこと。
自動車メーカー系クレジットカードで現在あるのは、トヨタファイナンスの「TS CUBICカード」と日産ファイナンシャルサービスの「日産カード」の2種だけ。そのほかの自動車系会社が発行しているクレジットカードは、提携カードとして発行しているのがほとんど。
自動車メーカー系クレジットカードの特徴は、言わずもがなクルマに関するサービスが充実していること。純粋な自動車メーカー系クレジットカードではなくても、自動車メーカーが勧めるクレジットカードは、クルマに関しては何かと便利なことが多いようです。ガソリン代や駐車場代の割引、レンタカーが安く借りられる…と、クルマ好きにはたまらないサービスが多数。特によくディーラーを使う人などは、一枚くらい持っておいたほうがよいクレジットカードと言えるでしょう。
トヨタと日産のカード
自動車メーカー系クレジットカードとは、自動車メーカー系列の会社が発行しているクレジットカードを言います。自動車メーカー系クレジットカードの代表的なものは、トヨタファイナンスの「TS CUBICカード」と日産ファイナンシャルサービスの「日産カード」の2種。同じ自動車メーカー系クレジットカードでも、ホンダCカード、マツダm'zカードなどは提携カードです。
TS CUBICカードには、
・TS CUBIC (TS3)レギュラーカード(年会費1,312円)
・TS CUBIC (TS3)セレクトカード(年会費2,625円)
・TS CUBIC (TS3)ゴールドカード(年会費10,500円)
の3種類があります。いずれにも24時間・年中無休でトラブルに対応するロードサービス(非JAF会員は実費負担の場合も)やアフターサービス、ジェームスでのピットメニュー5%OFFなど、自動車関連のサービスが充実。また、年会費無料のETCカード(追加カード)も発行しています。
一方、日産カードには、以下の6種類があります。
・日産カード(ハウスカード)(年会費1,312円、初年度のみ無料)
・日産カードVISA・MasterCard
・家族カード(初年度年会費無料)、ETCカード(年会費無料)
・NISMO CARD(レギュラー)
・NISMO CARD “Club NISMO”
・Biz NISSAN CARD
日産カードには、日産店での5%割引、日産レンタカーの15%割引、365日24時間体制でのサポート、出先でのクルマのトラブルに最大限総額47万円まで費用補償、愛車の整備歴をICチップに記録できるなど、割引や特典が盛りだくさんです。
自動車メーカー系クレジットカード、メリットは最大限に活用したいですね。そのためには、特定のメーカーのクルマに乗り続けることです。つまり、トヨタTS CUBICカードでポイントを蓄積しても、次に買うのが日産車だったりしたら、せっかくのポイントがキャッシュバックには生かせず、グッズに交換する程度で終わってしまうことになります。それではもったいないですね。
自動車メーカー系クレジットカードは、「一つのメーカーのクルマに乗り続ける」という人に向いているカードと言えるでしょう。