DinersClubについて解説します。

DinersClub

Diners Club(ダイナースクラブ)とは、世界で最初に登場したアメリカのクレジットカード会社で、国際5大ブランドの一つとなっています。創業は1950年、ニューヨーク市で設立されました。

 

Diners Clubのカード、ステイタスの高さは世界最高峰のクレジットカードと言われていますが、日本ではVISAやMasterCard、アメリカン・エキスプレスと比べると、いまいち影が薄い感じがしますね。それは、1990年代のバブル景気時点まで、Diners Clubカードは外国人や日本人の富裕層であることを会員資格としていたため。現在ではDiners Clubカードも、入会のハードルが多少緩くなりましたが、それでも会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多く、加盟店構成も高級店や大中規模小売店が中心となっています。

 

日本でのDiners Clubの事業は、シティカードジャパン株式会社(CCJ)が行っています。

Diners Clubの特徴

Diners Club(ダイナースクラブ)とは、世界で最初のクレジットカード会社のこと。カード会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多く、5大国際ブランドの一つです。

 

Diners Clubのカードは2種類あります。

 

・ダイナースクラブカード〜一般のカードで、券面はシルバー。年会費は15,000円(税別)。ショッピング利用限度額の設定がないなど、グレードは他社におけるゴールドカード、またはそれ以上に相当。入会基準(一部の提携カードを除く)は、年齢33歳以上、勤続10年以上の役職者または自営10年以上、自家保有と公表されている。

 

・ダイナースクラブプレミアムカード(ブラックカード)〜券面は薄い黒地(グレー)にホログラムの世界地図、ロゴマークは白色。入会資格は一定の地位や資産を持つ者に限られ、またカードの利用実績によって所持できる。

 

Diners Clubカード、いくぶん会員資格が緩くなったとは言うものの、まだまだハードルは高いですね。しかしながら、そのグレードに見合うサービスやキャンペーンは充実しています。前記のショッピング利用限度額の設定がないなどはその典型。ほかに、国内・海外50空港以上の空港ラウンジを無料で利用できる、24時間・年中無休で電話受付OK、高額保障の旅行傷害保険、マイレージサービスなどなど。

 

なかなか敷居の高いDiners Clubカードですが、海外に行くことが多い人なら持ってみてもいいかも。しかし、加盟店舗数が少ないので、使い勝手は悪そうですね。

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